このアルバムのための曲を作り始めて何週かたったある秋の日、このメロディが出てきました。客がいっぱい居る人気カフェの周りのさわがしい感じのイメージです。
で、クンゴプロデューサーに「スティールパンの音色をイメージしたんだけど」って言ったら、カクエイさんが現れてしまいました。スティールパンなんて、TVやビデオでしかみたことがありません。
もうなんというか、なんでもアリでした。
実は、この曲が一番好きかもしれません。
リハーサル、レコーディングに意外と時間が掛かっちゃって、結果として一番バンドサウンドになった気がするんです。
スティールパンとユニゾンでメロディ弾くのがスゴい気持ちよかった。
カクエイ君にパーカッションをお願いして、大正解。
ギタラーさんと曲の打ち合わせをしている時に、スチールパンの音が鳴った気がしたんですね。
よくカクエイ君とはイベントで一緒になってて、彼のソロプレイを聞いていたので、「せっかくだから彼の良いところを全部ぶち込んでしまえ!」と、いささか乱暴ではありますが、パチカ、スチールパン、コンガをお願いしました。
他の曲はすべて一発で録音していますが、さすがにこの曲のみ、後からパチカを重ねました。南国ムード満点になったのは、ひとえにカクエイ君のおかげです。
感謝!