Introduction / アルバム紹介

Message from Guitar-er Takahashi

長野は佐久にある小さなライブハウス、レイバン。そこで出会ったのが定成クンゴさん。さすがに現役バッキバキのプロフェッショナル、出音がクリーンでフレーズがおいしくて・・なんでこの片田舎にこんな人が、、、。そんな彼が「音源つくりませんか」と声をかけてくれた。
えーーなんでオレなんかに、なんて最初は思いました。でもまあ、こんなチャンス二度とないよなぁ、せっかくだから迷惑かけてしまおう、2、3曲でいいかな?てな感じでスタートしたのに。

だんだんハナシがふくらんで、音のいいスタジオで、ゲストが豪華絢爛で、なんだよこれ。オレ以外全員現役プロ。うわーーすごいなビビルなぁ。やれるのかしらオレ???????

で、やってしまったのがこのアルバム。もう皆さんの演奏たるやとんでもなくて、アドレナリン出っ放し、疲れきってもわからないの。


Dsクンゴさん、Kbヤマザキタケルさん、Tp田中充さん、Rapチャネルさん、Percカクエイさん、スタジオトラン後藤さん、ほんっとにどうも有難うございました。

 

高橋ギタラー

 

Message from Takeru Yamazaki

アメリカから帰ってきてちょっと経った頃、スズケンのバンドでクンゴさんと会いました。とても自然なバックビートがもの凄く気持ち良かったんです。

「またやりたいです」と言って、一年くらい経ったのかな。クンゴさんから連絡がありました。
「面白いギターのおじさんを見つけたから、一緒にやろうよ。」


 

もちろん、即決です。
ギタラーさんと始めて音出しをして、クンゴさんの「面白いギターのおじさん」に納得しました。
色んな事がバシバシ起きます。バシバシ壊れます。あっちこっちでニヤニヤします。そのままレコーディングしました。
これを聞くと、ニヤニヤしながら弾いてる所が目に浮かぶはずです。

 

ヤマザキ タケル

Message from Kungo Sadanari

長野は佐久にある小さなライブハウス、レイバン。毎週月曜日には素晴らしいミュージシャンが集まりセッションを重ねています。その中に一人、なんだか変わったギタープレイをするおじさまがいらっしゃいました。それが高橋ギタラーさん。毎週お会いする内にこの方の新しい音源を聴きたいと思うようになりました。しかしながら音源が無い。無いならば作ってしまえ!という事で、僭越ながら、私がプロデュースさせて頂くという流れになりました。

ギタラートリオは三人組です。もう一人の重要人物はヤマザキタケル君。タケル君とは「スズケン」(ステレオリンチ)のサポートの時に一緒で、とても息のあうプレーヤーです。そして魅力的で、時に変態的な鍵盤を弾く若手演奏家です。タケル君なら間違い無い!そう思い、早速連絡を入れたら即オッケーの返事。これでバンドサウンドが見えたのでした。

フィーチャリングアーティストには3人お呼びしました。

トランペットは田中充君。充君はバークリーに留学していた時の縁で仲間になりました。私のメインバンド、「スピークラウド」のDVDにもその勇姿がみてとれます。とても懐の深い演奏家、しかも頭が良い。嫌な顔ひとつせず無理な注文にも応じてくれる、本当に頼りになるトランペッターです。

ラップにはチャネル君。チャネル君は私が「マボロシ」のサポートでロックインジャパンフェスティバルに出演した際、共演しました。軽めな声質でいつも穏やかなチャネル君にとても好感を持ったのでした。ラッパーのお兄様方は、ギラギラしてる印象が強くありましたので。ギタラーさんの音世界にはピッタリだと思い、今回声をかけたら、即答で参加してくれました。嬉しい限りです。

パーカッションにはカクエイ君。カクエイ君とはイベントで一緒になる機会が多く、その時々のソロプレイは暖かくて和やか。そして熱い。パチカのオーソリティーであり、全国津々浦々パチカを布教してるだけあって、そのプレイは目を見張るものがあります。彼のソロプレイを何度も見ている内に、これは1回一緒にやらんとな、と強く思ったのでした。そんな彼のソロプレイでの醍醐味である3種類の楽器、パチカ、コンガ、そしてスチールパンでレコーディングに参加してもらいました。聞き所満載です。

今回レコーディングで使用させて頂いたスタジオは、千葉・市川にあるスタジオトラン。天井が高く、ライブでレコーディングするにはピッタリの広さで、気持ち良く演奏出来ました。オーナーの後藤さんは、穏やかでタフな人柄。的確なマイキングとミックス技術のセンスがとても良いエンジニアです。とても助けてもらいました。

そして、このホームページでも贅沢に使用している写真は、若手女性カメラマンで、素晴らしいセンスとチャンスを自らつかみ取って行く強さをもった、小川志乃さんにお願いしました。アルバムジャケットの写真も志乃さんの写真を加工して使用しています。

こんな皆さんと一緒に演奏出来て、本当に光栄でした。20代から60代までのミュージシャンが集結した、全世代包囲型のギタラートリオ。ギタラーワールド炸裂のこのアルバム " 296141 " 是非お楽しみ下さい!!!

 

定成クンゴ

 

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